研究分担者 |
谷内 利明 東京理科大学, 工学部, 教授 (90349845)
柴田 裕一郎 長崎大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (10336183)
横山 智紀 東京電機大学, 未来科学部, 准教授 (60307668)
丸田 英徳 長崎大学, 大学院・工学研究科, 助教 (00363474)
西田 保幸 千葉工業大学, 工学部, 教授 (70237709)
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研究概要 |
FPGAにより試作回路を作成し,基本動作の確認を行い,その解析を行って有効性を確認した。その後,ディジタル信号処理技術をさらに駆使して提案回路の改良を行い,制御性の向上を図った。具体的には以下の通りである。 (1)IEEE(米国電気電子学会)の最も権威ある国際会議PESC (Power Electronics Specialists Conference)に採録され,平成20年6月に発表したスイッチング電源の主要部分のDC-DCコンバータのインダクタ電流のピーク値を瞬時に検出する方式のシミュレーションをさらに進め,特性を詳細に明らかにし,動作アルゴリズムを明確にした。また,国内外の学会の会議,研究機関等を調査し,他方式との比較検討を行い,提案方式の有効性を確認した。 (2)(1)に基づいてディジタル制御回路をFPGAにより設計し,製作・評価した。これにより,動作の確認を行った。 (3)試作したFPGAを用いてDC-DCコンバータを製作し,動作アルゴリズムを明確にした。また,動作解析を行い,その有効性を確認した。DC-DCコンバータが発生するスイッチングノイズの影響を最小限に抑える対策を確立した。 (4)ディジタル信号処理技術をさらに駆使して制御アルゴリズムの改善を図り,それを基に提案回路の改良を行い,制御性の向上を図った。
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