研究概要 |
指向性制御機能を持つ端末で構成された無線分散ネットワークにおいて,3つの検討を行った.(1)ネットワーク符号化においてチャネル容量の和を最大にするビームを近似的に求める手法を開発し,最もよい特性が得られることを明らかにした.(2)経路探索手法について検討し,指向性制御を考慮することで,同時に通信可能な端末数を増加させ,スループットを改善できることを明らかにした.(3)2ステップリレーにおいて送信ノードの最適ビームを近似的に導出する手法を開発し,最適解と同等の特性が得られることを明らかにした.
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