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2012 年度 実績報告書

情報ネットワークによる環境情報の組織化と情報活用基盤の形成

研究課題

研究課題/領域番号 21360190
研究機関国立情報学研究所

研究代表者

浅野 正一郎  国立情報学研究所, アーキテクチャ科学研究系, 教授 (50092119)

研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2013-03-31
キーワード気候変動 / モニタリング / 地球システム / モデル化 / 情報通信ネットワーク
研究概要

以下の二点につき最終確認を行い、研究報告書を作成した。
①交通動態の自動把握の効率化: 交通動態の自動把握は、取得する情報量と状態認識の精度との相互関連により設計される。情報量は情報取得間隔に依存するが、交通動態においては、情報取得間隔を広げることにより状況認識を低下させることなく情報量を低減させることが可能である。理由として、今回は意図的な行為を対象としていないため、統計的渋滞は情報取得を間引いても統計的性質を失っていないことによる。以上から、実用的な応用に際しては、情報量の削減による弊害は無いとする結論を実証評価から得た。
②ビッグデータとしての交通動態基礎情報の蓄積: 交通動態の基礎情報は蓄積を目的としていることから、書き換え速度を短所とするSSDの弊害が顕在化せず、読み出し速度が高速であることのメリットが強調される。交通動態の応用には同一時刻の空間的情報処理(時間同一性処理)があり、分散され蓄積される情報の並列的処理が多数の応用で独立に実行される特徴を持つ。これを背景として、SSD の活用と、それに適したデータ構造につき評価を実施した。その結果、小さいサイズのデータ要素についてもBloom Filter Mapと命名したアクセス方式を提案しており、従来知られたSSDによるアクセス方式と比較して2倍以上の高速化が図られ実用可能と判断した。
最後に、4年間の成果の詳細を残す目的で、研究成果報告書を作成した。尚、研究協居者として年度計画書に記載の通り、米田進と笠史郎が参加した。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] SSD を対象としたKey-Value Storeのデータ構造に関する研究2013

    • 著者名/発表者名
      山田淳二、浅野正一郎
    • 雑誌名

      電子情報通信学会論文誌

      巻: E96-D、No.3 ページ: 519-530

    • 査読あり
  • [図書] Communication and Networking in Smart Grid(分担:第7章)2012

    • 著者名/発表者名
      S. YONEDA(研究協力者)
    • 総ページ数
      309
    • 出版者
      CRC Press

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公開日: 2014-07-24  

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