研究課題
基盤研究(B)
本課題の研究では、「能動センシングのための情報学」の萌芽を結実化することが主目的で、その理論基盤が確立できた。それとともに、人間の視覚を用いたセンシング動作制御系の仕組みを明らかにし、有効情報を獲得するセンサの構造を考察して、その新しい役割を確立していく道筋を立てた。そこでの主要な導入概念は、2点間での情報の流通量を評価する相互情報量である。すなわち、運動のための視覚センサの役割を解明、動視覚センシングとも呼ぶべき新しいセンシング機構を情報の流れに注目して構築し、体系的な研究につなげていく基盤ができた。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
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http://www.fractal.is.tohoku.ac.jp