研究課題/領域番号 |
21360199
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
圓福 敬二 九州大学, 超伝導システム科学研究センター, 教授 (20150493)
|
研究分担者 |
井上 昌睦 九州大学, システム情報科学研究院, 准教授 (80346824)
隈 博幸 長崎国際大学, 薬学部, 講師 (40435136)
吉田 敬 九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (30380588)
能崎 幸雄 九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (30304760)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
キーワード | 免疫検査 / 磁気マーカー / SQUIDセンサ / 磁気ナノ粒子 / ブラウン運動 / バイオ検査機器 |
研究概要 |
本研究では、磁気マーカーとSQUIDセンサを用いたB/F分離を必要としない高速・高感度なバイオ免疫検査システムを開発した。最初に、本手法の基礎となる磁気マーカーの溶液中でのブラウン緩和特性を定量的に明らかにするための新しい解析手法を開発し、これにより免疫検査に適した磁気マーカーの指針を明らかにした。次に、固定用ポリマービーズを用いたB/F分離不要の液相検査法を高性能化するとともに、SQUIDセンサを用いた高感度なバイオ検査システムを試作した。本システムを用いてB/F分離なしでの蛋白質の検出実験を行ない、本手法によりアトモルレベルの微量な検出が可能であることを示し、本手法の高感度性を実証した。
|