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2010 年度 実績報告書

長距離・急曲線推進のための管路全体系を対象とした推進メカニズムの理論的解明

研究課題

研究課題/領域番号 21360205
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

杉本 光隆  長岡技術科学大学, 工学部, 教授 (50196755)

研究分担者 豊田 浩史  長岡技術科学大学, 工学部, 准教授 (90272864)
キーワード推進工法 / 地盤工学 / シミュレーション工学 / 都市整備 / コスト縮減
研究概要

1.推進管に作用する荷重のモデル化(杉本,中村)
引き続き,推進管実大実験のデータ整理を行うとともに,この実験データを用いて,前年に開発した推進管継手モデルの検証を行った.
2.管路全体系を対象とした推進メカニズムの理論的解明
(1)管路解析モデルの開発(杉本)
前年に開発した地盤反力モデルを適用した推進管を,曲げ剛性を評価できる推進管継手モデルにより結合し,管路全体を一度に解析できる管路解析モデルを開発した.
(2)現場計測(杉本,石塚)
現場調査を行い,計測を行う現場を選定し,次の項目を計測した.1)トンネル掘削面の3次元形状を把握するため,掘進機の位置・回転角,2)管路全体に作用する力を把握するため,管路前端に作用する力(掘進機推進力),管路後端に作用する力(元押し装置推進力),計測用推進管を用いて推進管に作用する推進力,推進管に発生する応力,3)掘進機制御状況
(3)管路解析モデルの検証(杉本)
(1)で開発した管路解析モデルに,計測された掘進機の位置・回転角,管路前端・後端に作用する推進力や,掘進機制御状況,および,現場条件や施工条件を入力し,推進管に発生する応力を解析した.平成23年度には,この解析値と(2)で得られた実測値とを比較することにより,本解析モデルの合理性を検証し,管路の全体系を対象とした推進メカニズムを理論的に解明する予定である.
3.情報収集
本研究に関連する情報収集を目的として,土木学会年次講演会(札幌),第4回日中地盤工学シンポジウム(沖縄)に参加した.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 推進管の継手曲げ実大実験による推進力伝達材が推進管に与える影響の検討2010

    • 著者名/発表者名
      桜井俊裕, 杉本光隆, 中村勝則, 陳剣, Le Gia Lam
    • 雑誌名

      トンネル工学報告集,土木学会

      巻: 20 ページ: 387-393

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公開日: 2012-07-19  

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