研究課題
基盤研究(B)
本研究ではシリカナノ粒子を対象として、一般環境からのナノ粒子の曝露量評価を行った。シリカナノ粒子の生活環境中大気濃度をロープレッシャーインパクターで捕集し、ICP-AESで測定した。その結果、生活環境空気中シリカナノ粒子濃度として12. 7ng/m3という値を得た。この値をマウスの生体組織中シリカナノ粒子の分布モデルの計算に使用した結果、シリカナノ粒子の内、0. 3pgは肝臓に蓄積することが、また人間に対する分布モデルの計算では肝臓に1200pgのシリカナノ粒子が蓄積することが明らかとなった。
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J Nanopart Res
巻: 14 ページ: 849
DOI:10.1007/s11051-012-0849-x,publishedonline
Journal of Physics : Conference Series
巻: Volume 304 ページ: 012049
環境工学研究論文集
ページ: III_495-504
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