研究課題
基盤研究(B)
住宅に不可欠な開口部が地震で変形し易いために生じる建物の捩れ振動は、我が国の過去の大地震において多くの木造住宅が倒壊した一因であり、その回避のためにパッシブ制振技術を適用することを提案した。効果的な制振構造を実現するためには、建物全体としてダンパーや耐震要素の適確な配置により剛性と粘性のバランスを保つことが肝要である。本研究では、制振壁単体の性能評価法から、建物全体の設計法に至るまで、実大実験と数値解析を通して網羅的に行い、従来の耐震構造よりも地震応答の抑制に優れた構造物の設計を可能とした。
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日本建築学会構造系論文集
巻: 第77巻 ページ: 231-238
巻: 第76巻 ページ: 1109-1118
巻: 第76巻 ページ: 959-968
巻: 第76巻 ページ: 609-618
http://ci.nii.ac.jp/naid/40018752889