研究課題
基盤研究(B)
既存鉄筋コンクリート建物を対象として,耐震診断基準における「極脆性柱」及び「せん断柱」の靭性指標と残存軸耐力の再評価を行った。主要な成果は次のとおりである。1)せん断破壊する柱の靱性指標Fを論理的に求める手法を提案した。この方法により,より精密な靱性の評価が可能となる。2)せん断破壊する柱の残存軸耐力の評価式を提案し,その妥当性を示した。3)柱の軸力減少を考慮した場合,軸力減少の度合いが大きいほど崩壊水平変形が大きくなることを示した。
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コンクリート工学年次論文集
巻: 第33巻 ページ: 139-144
巻: 第33巻 ページ: 193-198