研究課題/領域番号 |
21360301
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研究機関 | 西日本工業大学 |
研究代表者 |
岡田 知子 西日本工業大学, デザイン学部, 教授 (30258503)
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研究分担者 |
後藤 隆太郎 佐賀大学, 理工学部, 准教授 (00284612)
重村 力 神奈川大学, 工学部, 教授 (30116214)
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キーワード | 災害復興計画 / 計画手法 / 事業手法 / 生活再建 / 地域再生 / 地域社会の持続 / 環境の継承 / 国土保全 |
研究概要 |
●現地調査 東日本大震災被災地調査 災害の大きな特徴である津波被災地域に関し、現下で可能な資料収集および目視聞き取りなどに方法を限定して以下において調査を行った。(1)過去の被災から高所移転を進めて、結果として人的被災を未然に防いだ高所居住集落、(2)防潮堤が機能し居住地浸水被害を免れた集落、(3)適切な避難路および避難施設によって減災を成し遂げた集落、(4)内陸にあって避難や物流等で沿岸地域を支援している集落・施設、(5)津波教育・津波伝承の実態と効果 ・4月2~6日実施(三沢市、八戸市、洋野町、野田村、普代村、田野畑村、山田町、宮古市、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市) ・7月30~8月1日実施(名取市、仙台市、多賀城市、塩竃市、松島市、東松島市) 福岡県西方沖地震被災地調査 玄界島において昨年実施した現地調査の補足調査および以下のワークショップを実施した。 ・11月12日実施(島づくり推進協議会委員16人の内10人を対象)以下の質問に対する回答を付箋紙に記入し、震災前と復興事業後の白地図に貼付。(1)地震直後どこにいたか、(2)自宅の被害状況(3)どうやってどこに避難したか、(4)仮設住居について、(5)震災前のコミュニティの場所、(6)震災前の思い出の場所(7)震災前の家の中で思い出すこと、(8)現在の住まいに決定した理由、(9)戸建と集合住宅どちらに住みたかったか、(10)現在の住まいでの問題点、(11)復興したと実感できた時期、(12)島での生活を選択した理由 ●研究打合せ(3回実施)
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