研究課題/領域番号 |
21360328
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
|
研究機関 | 北見工業大学 (2012) 独立行政法人物質・材料研究機構 (2009-2011) |
研究代表者 |
平賀 啓二郎 北見工業大学, 工学部, 教授 (80354190)
|
研究分担者 |
金 炳男 (独)物質・材料研究機構, 主席研究員 (50254149)
森田 孝治 (独)物質・材料研究機構, 主幹研究員 (20354186)
吉田 英弘 (独)物質・材料研究機構, 主幹研究員 (80313021)
|
連携研究者 |
目 義雄 (独)物質・材料研究機構, ユニット長 (00354217)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2012
|
キーワード | 構造用セラミックス / 高速超塑性 / 微細粒緻密化 / 不定比化合物 / 固溶体 |
研究概要 |
正方晶ZrO_2(Y-TZP) 系の酸化物でより低温・高速で超塑性が発現するための材料学的条件を検討した。粒径と焼結密度が一定条件を満たすと純Y-TZP でも高速超塑性が発現する。しかし、これに異種陽イオンを小量ドープ、あるいは他の立方晶相を分散させても効果は限定的である。より低温側で高速超塑性を発現させるには、過飽和近傍への異種イオン固溶や不定比な立方晶の分散に加えて、 0.2μm以下への微細粒化が必要である。また、材料合成と超塑性変形の両面において、結晶粒サイズのポアの収縮・拡大の機構変化が重要なことが示唆された。
|