研究課題
新しいエネルギー回収システムを構成する海水流発電用小型回転機本体の発電機構と関連する成果のとりまとめを行う。具体的には以下の5つのタスクについて総括した。タスク1:わが国で想定される狭水道、橋脚、海峡域等への立地性から海潮流発電用小型回転機本体の体格、エネルギー回収システムの設置・評価技術を検討した。タスク2:1MW級までの新しい海水流発電用小型回転機本体の試設計を低速多極機として行った。タスク3:高い発電効率を得るための、最適な界磁磁石の寸法と捕捉磁束の最大化を超電導材料プロセスと電動機設計から検討し、海潮流発電用小型回転機本体への適合性と適用限界を検討し回転機本体の試設計を完成させた。タスク4:回転実証機本体の発電構造の試作を行った。必要な超電導磁石の改良・改質を行い本体に実装して発電出力特性、電機子電流が界磁の及ぼす影響、損失等の起源を明らかにした。タスク5:海洋大で設計された1MW級の発電機の設計データをもとに、発電機の負荷トルクとタービンが発生するトルクが釣り合う平衡状態を求めてタービン性能曲線を作成した。想定海域の流速分布、また波浪、動揺の影響によって負荷変動があることからロータに生じるトルク変動などの考察が今後の課題となる。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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