研究課題
基盤研究(B)
研究代表者は、昆虫が学習した行動を遂行するためには学習した内容の想起が必要であるとの仮説を提案している。本仮説の重要な予測の1つは、繰り返して訓練を行うと学習内容の想起なしに学習行動が遂行されるようになることである。コオロギを材料とした研究により、この予測の正しさを確認する成果が得られた。さらにゴキブリを材料とした研究により、脳の連合中枢の1つであるキノコ体の垂直葉に投射するオクトパミンニューロンがこの記憶想起に関わることが判り、この仮説の神経基盤の一端が明らかになった。
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https://www.sci.hokudai.ac.jp/~mizunami/MICROB~2/