研究概要 |
(1)アブラナ科ミヤマタネツケバナにおけるPHYE遺伝子の南北間分化を比較した。PHYE遺伝子を単離して、クローニングを進め、高機能高変異性を示すN末端側をクローニングすることができた。この構築されたプラスミドは、大腸菌に形質転換することでタンパク質を合成する機能を持つ。 (2)緯度に応じて開花応答性が大きく異なるマメ科ミヤコグサで、光受容遺伝子群の分化を検証した。PHYA, PHYB, PHYEにおいて多数の非同義的置換が産地間にあり、そのアミノ酸置換の多くはGAFドメインなどの機能中枢に偏在していた。
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