研究課題
基盤研究(B)
輸送体(トランスポーター)は、交互アクセスモデルと呼ばれる機構で生体膜を介して物質を輸送する。交互サクセス機構とは、基質結合部位を膜の外側、内側に交互に開閉して基質を輸送するとするものである。この機構を分子レベルで理解するために、我々は、二次性能動輸送体Mhp 1を用いて、交互アクセス機構の主要な3種の中間状態(外向き構造、閉じた構造、内向き構造)の構造を決定した。これらの構造を比較することで、Mhp1は、4本のヘリックスを他の部位に対して剛体として動かすことで輸送を行っていることが明らかとなった。この機構は、Mhp 1が含まれるLeuTスーパーファミリーでは基本的に共通と考えられる。
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