研究課題
(1)好アルカリ性好塩菌(N.pharaonis)のハロロドプシン(pHR)の結晶構造を2.0オングストロームの分解能で決定した。(2)タコ・ロドプシンの結晶化に適したタンパク質の精製法の開発研究を行った。(3)光駆動プロトンポンプの光反応中間体(M中間体)の構造のpH依存性を調べ、プロトン放出基の実態を明らかにした。(4)視物質イカロドプシンのバソ中間体の構造を決定した。(5)phRの構造から、塩素イオンの取り込みを制御する構造が見つかった。それから、塩素イオン濃度が青一紫の遷移スペクトルのKm値である1.7mMより十分濃度の高いLB培地中で培養している大腸菌でphRを発現させた時に、なぜ塩素イオンを結合していないフォームになるのか?が推論でき、実際に取り込み制御を行うB-Cループの構造を欠失したphRを発現させた所、塩素イオンを結合しているフォームになる事が確認できた。
すべて 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 8件) 学会発表 (12件) 備考 (1件)
J.Mol.Biol.
巻: 396 ページ: 564-579
Biochemistry.
巻: 49 ページ: 1183-90
Int J Syst Evol Microbiol.
巻: 59 ページ: 1908-13
日本金属学会誌
巻: 73 ページ: 334-339
Spring-8 Research Frontiers
巻: 2008 ページ: 30-31
巻: 393 ページ: 559-573
Jpn.J.Taste Smell Res.
巻: 16 ページ: 533-536
巻: 16 ページ: 545-548
Mater.Trans.
巻: 50 ページ: 2187-2191
Bokin Bobai
巻: 37 ページ: 9-14
http://bio.phys.nagoya-u.ac.jp