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2012 年度 実績報告書

不良環境適応植物ヨシの有害金属動態と糖代謝の関係

研究課題

研究課題/領域番号 21380049
研究機関東京農業大学

研究代表者

樋口 恭子  東京農業大学, 応用生物科学部, 教授 (60339091)

研究分担者 鈴井 伸郎  独立行政法人日本原子力研究開発機構, その他部局等, 研究員 (20391287)
藤田 直子  秋田県立大学, 生物資源科学部, 准教授 (90315599)
研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2013-03-31
キーワードヨシ / ナトリウム / カドミウム / PETIS / グルカン / イオン輸送体
研究概要

1. 新規αグルカンの解析
Cd処理したヨシ茎に蓄積する高分子のCd結合物質は、植物体内でCd以外にもCuやFeを結合しているが、in vitroで金属を除去してから金属を再度結合させる実験においても、Cd、Cu、Feを結合することが分かった。ジスルフィド結合を還元することによりCdがはずれ、酸化することによりCd結合量が回復したことから、ジスルフィド結合により適切な立体構造をとることがCd結合に必須であると示唆された。
2. 分子生物学的解析
ヨシ根をマイクロダイセクションにより表皮・皮層・中心柱に分け、レーザーマイクロダイセクションとRT-PCRによりイオン輸送体遺伝子の発現パターンを解析した。根先端でのNa流入抑制と排出、および根成熟領域の中心柱でのNa回収に働くと思われる輸送体遺伝子が絞り込まれた。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] ヨシの炭酸同化産物分配に対するCdの影響とヨシ茎に蓄積する新規Cd結合物質2012

    • 著者名/発表者名
      樋口恭子、土屋将久、鈴井伸郎、三輪睿太郎、藤巻秀
    • 学会等名
      日本土壌肥料学会
    • 発表場所
      鳥取大学
    • 年月日
      20120904-20120906
  • [学会発表] ヨシはナトリウムを根内で回収し篩管を通じて排出する -Na-22とポジトロンイメージング技術を用いた解析2012

    • 著者名/発表者名
      藤巻秀、丸山哲平、鈴井伸郎、三輪睿太郎、樋口恭子
    • 学会等名
      日本土壌肥料学会
    • 発表場所
      鳥取大学
    • 年月日
      20120904-20120906

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公開日: 2014-07-24  

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