研究課題
基盤研究(B)
種苗生産では経験的に微細藻類を飼育水に添加し、仔稚魚減耗の低減化を図る。これを海外ではGreen Water(水作り)と呼ぶ。本研究では、そのメカニズムを微生物生態学的側面から科学的に検証した。その結果、活発に増殖する微細藻類の培養液中に善玉菌(Roseobacterグループ)が質的(多種類)にも量的にも多く存在し、微細藻類と善玉菌が協働して、悪玉菌(例えばVibrio属の魚病細菌)の増殖を特異的に抑制し、時には死滅させることが明らかになった。
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Mixed cultures of the phytoplankton Nannochloropsis oculata and the marine bacterium Sulfitobacter sp. RO3 inhibit the growth of virulent strains of the major fish pathogen Vibrio anguillarum
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