研究課題
基盤研究(B)
「トランスポーター病」はトランスポーターやチャネルの異常が原因となる疾患の総称である。我々は、犬赤血球に見られるグルタミン酸トランスポーター欠損症をそのモデルとして用い、GLAST型グルタミン酸トランスポーターの細胞内輸送異常の原因を解明するために、細胞内輸送に関与する蛋白質相互作用を網羅的に解析した。GLASTにはPDZドメイン蛋白質であるNHERF1およびNHERF2が結合し、これらが細胞膜へ至る過程において小胞体およびゴルジ体以降の細胞内小器官特異的に結合をすることが明らかとなった。これらの相互作用はGLASTの細胞表面発現レベルを変動させることから、PDZドメインを介するこれらとの相互作用がGLASTの細胞内輸送異常に関与することが明らかとなった。
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