研究課題
1.マンザミンA骨格を用いるコンピュータ支援ファーマコフォア-探索と誘導体合成β-カルボリンもしくはインドールより伸張するアミノアルコール側鎖の存在が抗マラリア活性発現に必須であることが昨年度の研究で明らかになった。現在、その結果を踏まえてデザイン・合成したマンザミンA誘導体の抗マラリア活性を評価中である。2.マンザミンBの全合成研究マンザミンB合成中間体であるイルシナールBのAB環に相当するヒドロイソキノリン骨格を光学活性体として合成することに成功した。さらにZ-アザウンデセン構造を有するC環構築を検討した。3.コプシアアルカロイド、ランドリンAの全合成研究全合成に向け多置換シクロプロパンの大量合成法が確立した。さらに効率の良い融合6員環合成に向けて検討中である。4.リコポセラミンQおよびRの全合成研究アミノジエンと環状ジエノフィルのDiels-Alder反応を用いて基本骨格の合成に成功した。本Diels-Alder反応にはフォーカスドマイクロ波合成装置が有効であることが判明した。
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http://www.p.chiba-u.ac.jp/lab/gousei/_gousei2_/Welcome.html