研究課題
基盤研究(B)
加水分解酵素とバナジウム化合物を同時に用いることで,入手容易なラセミ体アリルアルコールを1つの鏡像体に変換する方法を開発した。この研究成果は医薬品開発などに不可欠な不斉合成技術に革新的な概念を提示するものである。また,酵素と金属バナジウムという共に高活性で異質な触媒が1つのフラスコ内で共存し,且つ機能を十分に発揮できるよう,メソポーラスシリカの細孔を利用して両触媒の作業空間を区分したことが特筆される。
すべて 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (8件) 備考 (1件) 産業財産権 (2件)
Org. Lett
巻: 12 ページ: 4900-4903
DOI:10.1021/ol102053a
http://w3pharm.u-shizuoka-ken.ac.jp/lsocus/