研究課題/領域番号 |
21390047
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大戸 茂弘 九州大学, 大学院・薬学研究院, 教授 (00223884)
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研究分担者 |
小柳 悟 九州大学, 大学院・薬学研究院, 准教授 (60330932)
松永 直哉 九州大学, 大学院・薬学研究院, 助教 (10432915)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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キーワード | 体内時計 / がん / 分化 / アポトーシス / 創薬 |
研究概要 |
マウスより単離した肝初代培養細胞を対象に、細胞が未分化に変容する過程(脱分化)についての研究を行ない細胞の脱分化を制御する因子を見出した。その因子の発癌に及ぼす影響を、ジエチルニトロソアミン(DEN)を用いた多段階発癌モデルマウスを用いて検討した結果、その因子を制御することで発癌の頻度を低下させることを明らかにした。以上の結果は、発癌メカニズムの一端を解明する重要な所見であり、癌の予防、早期診断、治療の標的として応用可能であると考える。
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