研究課題
1.AQP4 M1アイソフォーム特異的ノックアウトマウス相同組換えクローン2ラインからそれぞれキメラマウスを作製し、C57BL/6の雌と交配し、F1世代にノックアウトアリルのヘテロ個体がいる事をサザンブロット法及びPCR法により確認した。得られたF1マウスはの一部は、C57BL/6を遺伝的背景に持つF1pリコンビナーゼ、あるいはCreリコンビナーゼのトランスジエニックマウスと交配する事でPGK-neo-pAカセット、めるいはlacZ/PGK-neo-pAカセットの除去を行った。それぞれの遺伝子型についてC57BL/6に対し戻し交配を行うとともに一部ホモ個体を作製し、AQP4タンパク質の発現をウェスタンブロット法により確認したところ、lacZ/PGK-neo-pAカセットを有したホモ個はAQP4のnullマウスである事が分かった。一方、PGK-neo-pAカセットのみを除去したマウス、lacZ/PGK-neo-pAカセットを除去したマウスのホモ個体ではAQP4M23アイソフォームのみの発現は確認できたが、総発現量は野生型より低かった。2.AQP4完全ノックアウトマウスM1特異的ノックアウトマウスと同様に、キメラマウスを作製後、C57BL/6の雌と交配し、F1世代にノックアウトアリルのヘテロ個体がいる事を確認した。得られたF1マワスの一部は、C57BL/6を遺伝的背景に持つF1pリコンビナーゼ、あるいはCreリコンビナーゼのトランスジェニックマウスと交配する事でPGK-neoカセット、あるいはEGFP/PGK-neoカセットの除去を行った。それぞれの遺伝子型についてC57BL/6に対し戻し交配を行うとともに一部ホモ個体を作製し、AQP4タンパク質の発現をウェスタンブロット法により確認したところ、いずれの遺伝子型においてもAQP4タンパク質の消失が確認できた。
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