研究課題
基盤研究(B)
従来細胞外マトリック(ECM)と分類されていた分子群の中に、古典的ECMとは機能の異なるMatricellularproteinと呼ばれるオステオポンチン(OPN)やテナーシンC(TN-C)等の分子群が存在し、関節リウマチや多発性硬化症等の難治性炎症性疾患の病態を制御していることを明らかにすることが出来た。また、OPNやTN-Cの共通の受容体であるα9β1インテグリン分子を介して、細胞に種々のシグナルを伝達している事を明らかにした。また、OPN、TN-C、α9β1インテグリンは、難治性炎症性疾患の治療標的でもあり、これらの分子に対する抗体は、将来、抗体医薬としての可能性があることを明らかにした。
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