1.学習教材・実技試験問題の公開 1)公開可能な教材・試験問題の整理と翻訳 これまでの共同研究で開発してきた、各種の教材や試験問題を、日本側と米国側で再度検討し、公開可能な範囲について、著作権も含めて合意した。公開可能と判断したものについて、米国側の教材(英語)の日本語への翻訳、日本側の教材(日本語)の英訳を行った。 2)教材・試験問題の公開 公開用の教材を用いて、学生向けと指導医向けワークシッヨプを国内外の学会等で紹介した。 2.学習教材・実技試験問題の新規開発 1)学習・評価内容と範囲の整理と再検討 これまでの共同研究で開発してきた、学習教材と実技試験問題の内容と範囲を、集計整理し、網羅的で標準的なものに整える上で、追加・改変すべき項目や領域等について検討した。 2)教材・試験問題の新規開発 1)の検討結果を受けて、教材を新規に開発すると共に、既に開発した教材を改訂した。 3.学習教材・実技試験問題の質の評価 1)ワークショップ参加者からの評価 公開用の学習教材で、学生向けと指導医向けのワークショップを行う際に、参加者から内容について評価を受けた。 4.学習教材の効果の検証 1)ワークショップの効果の検証 公開用の学習教材を用いた学生向けのワークショップを行う際に、参加者の思考過程や身体診察に対する認識の変化を観察し、この学習方法の効果を検証する方法について検討した。
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