21年度は以下の3つの研究を実施した 研究計画1 : Cys-TTRの分子機構に関する基礎的検討 メタボリックシンドローム動物モデルにおいて、Cys-TTRの変動を経時的に定量し、その有用性を再評価する.OTETFラットにおいては糖尿病発症前に血清Cys-TTRが有意に上昇することを見いだし、食物繊維の摂取は糖尿発症に対する遅延作用があるだけでなく、血清Cys-TTRの上昇を有意に抑制することを明らかにした。 班究計画2 : Cys-TTR測定法の確立 疾病予防バイオマーカーであるアポリポプロテインA2、A1、C2のELISAシステムを試作し、その定量性について確認し、アゾポリマーチップ基盤を用い、抗マウス抗体をジョイント抗体として利用し、ジョイント抗体を利用して、酸化ストレスマーカーに特異的なモノクローナル抗体とともに疾患予防バイオマーカーに特異的なモノクローナル抗体のインプリンティングのための普遍的な技術の確立を行った。抗体チップ作製のための基盤的な技術確立を確立できた。 研究計画3 : Cys-TTRの臨床的意義 中年男性30人に運動介入試験を3ヶ月実施し、その血液サンプルを入手した。
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