研究課題/領域番号 |
21390187
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
平工 雄介 三重大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (30324510)
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研究分担者 |
村田 真理子 三重大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10171141)
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連携研究者 |
久永 直見 愛知教育大学, 保健環境センター, 教授 (90111856)
柴田 英治 愛知医科大学, 医学部, 教授 (90206128)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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キーワード | 繊維・粒子状物質 / 石綿 / リスク評価 / 発がん / 慢性炎症 / 活性酸素・窒素種 / DNA損傷 / 8-ニトログアニン |
研究概要 |
繊維・粒子状物質は呼吸器で慢性炎症を惹起し、発がんや線維化を起こす。本課題では動物とヒトの肺組織を用いて、炎症条件下で生じる酸化・ニトロ化DNA損傷が石綿曝露と相関することを明らかにした。炭素系ナノ素材は肺上皮細胞に取り込まれ、ニトロ化DNA損傷を誘導した。これらのDNA損傷塩基は発がんリスク評価指標として期待できる。また実験動物およびヒト血漿を用いて、線維化関連分子が炎症関連発がんに関わる可能性を明らかにした。
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