研究課題
基盤研究(B)
この研究では、覚醒剤の自己投与動物モデルにより、薬物摂取行動が増加することが一酸化窒素産生の過程と関連することが明らかとなり、酸化ストレスに関連した覚醒剤神経毒性との関連が示唆された。さらに、覚醒剤少量投与により、小胞体ストレスが誘導されることが明らかになり、この現象が大量投与によって引き起こされる神経毒性に対して抑制的効果を持つことが示唆された。以上の動物モデル及び少量投与による研究は、覚醒剤濫用者の法医病理学的診断の向上に有用と考える。
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Legal Medicine
巻: 14 ページ: 69-77
DOI:10.1016/j.legalmed.2011.2.004