研究課題
基盤研究(B)
再生不良性貧血(再不貧)患者のゲノム解析により、HLA遺伝子領域を含む第6染色体短腕のuniparental disomy(6pUPD)のため片側のHLA発現を欠失した白血球が、再不貧全体の13%に検出されることを見出した。この6pUPDによって失われるHLAハプロタイプにはHLA-A^* 02 : 01, A^* 02 : 06, A^* 31 : 01, and B^* 40 : 02の4種類のクラスIアレルが高頻度に含まれており、これらは再不貧の疾患感受性にも関与していた。再不貧は、これらのHLA分子によって提示される自己抗原に特異的な細胞傷害性T細胞が、造血幹細胞を攻撃することによって発症することが示唆された。
すべて 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (4件) 産業財産権 (1件)
Eur J Haematol
巻: 86 ページ: 541-545
Blood
巻: 118 ページ: 6601-6609
Acta Haematol
巻: 127 ページ: 96-99
巻: 86 ページ: 541-5
巻: 86 ページ: 226-36
Ann Hematol
巻: 89 ページ: 1255-63
J Immunol
巻: 182 ページ: 703-710
Int Immunol
巻: 21 ページ: 913-923
Br J Haematol
巻: 147 ページ: 102-112