研究課題
基盤研究(B)
好塩基球は、様々な条件の下で主要組織適合遺伝子複合体クラスII、CD80、CD86を発現し、インターロイキン4(IL-4)を産生する。好塩基球を、IL-3および抗原または抗原. IgE抗体複合体処理すると、抗原は細胞内に取り込まれペプチド分解し、ペプチド-MHCクラスII複合体へ抗原提示すると共に、IL-4産生を誘導する。ナイーブマウスに卵白アルブミン(OVA)をパルスした好塩基球を静脈内投与すると、ナイーブなOVA特異的CD4+T細胞を優先的にTH2細胞に分化誘導した。このように免疫したマウスは、OVAの静脈内投与によって速やかにOVA特異的IgG1およびIgEを生産した。最後に、抗原. IgE抗体複合体を静脈内投与すると内因性の好塩基球の存在下でTh2細胞を誘導された。これは、好塩基球が抗原. IgE抗体複合体を取り込んで、急激にTh2. IgE応答を増大させる強力な抗原提示細胞であることを示唆している。
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