研究課題
基盤研究(B)
生体内増殖菌が宿主由来のグルコースを基質として産生するグルコースモノミコール酸によって誘起されるT細胞応答を、モルモットを用いて検証した。その結果、グルコースモノミコール酸が感作個体において遅延型アレルギー応答を誘起することを初めて実証した。さらに、グルコースモノミコール酸によって誘起されるメモリー応答は、TH1サイトカイン産生に極度にシフトしたものであった。以上より、グルコースモノミコール酸が新しいタイプの結核ワクチンとして機能することが考えられた。
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J. Biol. Chem
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http://www.virus.kyoto-u.ac.jp/Lab/SugitaLab.html