研究課題/領域番号 |
21390436
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
加藤 総夫 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (20169519)
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連携研究者 |
河合 良訓 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (80211861)
近藤 一郎 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (50266623)
藤ヶ崎 純子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (60312021)
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研究協力者 |
高橋 由香里 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (20613764)
渡部 文子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (00334277)
池田 亮 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (20439772)
安井 豊 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (80459651)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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キーワード | 痛み / 扁桃体 / 情動 / 神経障害性疼痛 / シナプス伝達 / 神経科学 / 神経可塑性 / 慢性痛 |
研究概要 |
痛み入力と情動応答を媒介する扁桃体中心核内の神経回路が、慢性痛において示す可塑的変化とその成立機構の解明を目的として、脊髄神経結紮および有痛性高血糖モデルから脳スライスを作成し、腕傍核由来上行線維刺激によって誘発されるシナプス後電流を扁桃体中心核外側外包核ニューロンから記録し、その増強機構を解析した。その結果から、慢性痛によってシナプスの形態変化を含む放出機構および後シナプス応答機構の可塑的変化とその固定化が生じ、侵害受容情報による情動応答の亢進の基礎過程をなす事実を解明した。
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