研究課題/領域番号 |
21390447
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 秋田大学 (2010-2012) 東北大学 (2009) |
研究代表者 |
寺田 幸弘 秋田大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10260431)
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研究分担者 |
張替 秀郎 東北大学, 医学系研究科, 教授 (50302146)
熊谷 仁 秋田大学, 医学部, 准教授 (60333936)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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キーワード | Oncofertility / 卵子 / 卵巣凍結 / 生殖補助技術 |
研究概要 |
担癌女性患者などの卵巣組織を治療前に採取、保存して原疾患治療後に凍結融解後の卵巣より何らかの方法で卵子を回収するシステムが「卵子バンク」である。卵子バンクは若年がん患者などの妊孕性を担保する新しい技術として期待されている。 しかし、担癌状態の治療前の卵巣組織を保存しておき治療後に使用することに関しての安全性の検証が未だなされていない。 本研究では以下の検討を行い、上記の課題に関する検討を行った。 ヒト白血病モデル免疫抑制マウスの作成: ヒト白血病細胞へのGFP遺伝子導入とモデルマウスへの白血病細胞の移植生着の確認をした。 GFP導入効率は極めて低値で細胞群ごとに差が見られた。導入を確認できた白血病細胞を幼弱免疫抑制マウスに投与したが、その生着率も細胞群毎に差異がみとめられた。 モデルマウス体内での白血病細胞の挙動の検討: 組織学的な方法と他免疫抑制マウスへの移植による生存性の検討によりモデルマウス卵巣へのヒト白血病細胞の混入を検証した。 細胞群ごとに生着率が大きく異なり現在までに卵巣にどの程度の確率で白血病細胞が混入するかのデータに関しては明確な結論は得られなかった。 生殖補助技術シミュレーションによる白血病細胞混入の検討: モデルマウスの卵子、卵丘塊を用いて生殖補助技術のシミュレーションを施行した。 シミュレーションで得られた卵子を移植したマウス骨髄での腫瘍細胞の有無を検討したが明らかな腫瘍細胞はみとめられなかった。
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