研究課題/領域番号 |
21390563
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研究機関 | 鶴見大学 |
研究代表者 |
花田 信弘 鶴見大学, 歯学部, 教授 (70180916)
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研究分担者 |
野村 義明 鶴見大学, 歯学部, 准教授 (90350587)
今井 奨 鶴見大学, 歯学部, 講師 (80072958)
中村 芳樹 鶴見大学, 歯学部, 教授 (10097321)
山根 明 鶴見大学, 歯学部, 教授 (20166763)
佐藤 慶太 鶴見大学, 歯学部, 准教授 (00280975)
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キーワード | iPS細胞 / 歯科 / 医療安全 / 再生医療 / 歯根膜 |
研究概要 |
マウスおよびヒトiPS細胞の分与を受け、実験室での培養技術を確立した。更に、正常ヒト歯周靱帯線維芽細胞(HPdLF)よりHuman iPS Cell Generation vector setを用いてiPS細胞の作製を試みた。Human iPS Cell Generation vector setはヒトiPS細胞誘導用組換えレトロウイルスベクターを調製するためのプラスミドDNAのセットである。レトロウイルスベクタープラスミドpDON-5 DNAに、iPS細胞誘導用遺伝子であるOCT3/4とSOX2*、KLF4、LIN28とNANOG*がそれぞれ搭載されている。各プラスミドベクターと、Retrovirus Packaging Kit Amphoに含まれるpGP VectorおよびpE-ampho Vectorを組換えレトロウイルス調製細胞G3T-hi細胞に共導入することで、iPS細胞誘導用組換えレトロウイルスベクターを調製した。このようにして調製された組換えレトロウイルスを、目的細胞であるLonza社製の正常ヒト歯周靱帯線維芽細胞(HPdLF)に導入している。理研より分与を受けたiPS細胞との細胞分化の違い、および安全性の比較試験を行う予定である。
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