研究課題/領域番号 |
21390567
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
兵藤 好美 岡山大学, 保健学研究科, 准教授 (90151555)
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研究分担者 |
田中 共子 岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (40227153)
細川 京子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 助教 (40554233)
深井 喜代子 岡山大学, 大学院・保健学研究科, 教授 (70104809)
犬飼 智子 岡山県立大学, 保健福祉学部, 助教 (80598516)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 危険予知(KYT) / 医療安全 / 教育プログラム / 医療安全の意識と行動 / 安全文化 / 導入経過モデル / 導入期 / 実践期 |
研究概要 |
我々は「医療事故生成プロセス防御モデル」に立脚した、科学的な医療安全教育プログラムとしてKYTの教育実践を行い、その効果を検討した。その結果、KYTの実施は「医療安全の意識と行動」と「エラー報告」に影響を及ぼし、「施設評価」や「安全文化」に肯定的な影響を与えることが示唆された。 「KYT導入経過モデル」における「導入期」は、知識をつけるだけの研修では効果が現れず、「実践期」1ヶ月後では「実施時間確保の困難」が障害となっていた。3ヶ月後になると、確認行為等の自己変化だけでなく,部署内での「リスクの伝達」「KYT用紙作成」等の新たな活動が認められた。今後これらの知見を広く社会に還元していきたい。
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