| 研究課題/領域番号 |
21390574
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| 研究機関 | 聖路加看護大学 |
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研究代表者 |
松谷 美和子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (60103587)
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| 研究分担者 |
平林 優子 聖路加看護大学, 看護学部, 准教授 (50228813)
佐居 由美 聖路加看護大学, 看護学部, 准教授 (10297070)
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| キーワード | 臨床看護実践能力 / 看護コンピテンシー / 新人看護師 / 学習モデル / ユニフィケーション / 看護学士 / リフレクション能力 |
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| 研究概要 |
本研究は、看護系大学の学生から新人看護師へと移行する過程に焦点を合わせ、教育と臨床との協働により、臨床看護実践能力の開発のための学習モデルを作成することを目的としている。初年度となる本年度は、第一段階の目標:看護学士号をもつ看護師が臨床で求められる看護実践能力とは何かを多方面のデータをもとに構造化することに着手した。実施した研究内容は以下のとおりである。
1) 看護師の臨床実践能力(看護実践のためのコンピテンシー)に関する文献を収集検討し、概念分析を実施した。看護のコンピテンシーの概念は、多様な技術および能力を含み、状況の中に見出される、全体的統合的な特質として説明することができる。
2) 英国における視察により、英国ではコンピテンシーという概念を、行為の基準として見えるかたちで示し求めていることが理解できた。また、新人看護師への移行教育により看護学生の実践能力を高める実習について、実習指導教員と学生のリフレクション能力の重要性が示唆された。
3) 看護学士号をもつ臨床経験1年目の新人看護師、2年目の看護師、およびプリセプターを経験している臨床経験5年以内の先輩看護師を対象とした面接調査を実施し、看護学士号をもつ新人看護師に必要な基礎教育課程での修得内容、および卒業後臨床の場で伸ばしていくことが期待される実践力について分析を進めている。
次年度は、これらの成果に基づいて、臨床看護実践能力のアセスメント方法の開発に取りくむ。
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