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2013 年度 実績報告書

子どものターミナルケア技術構築と看護師のストレス緩和プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21390592
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

戈木クレイグヒル 滋子  慶應義塾大学, 看護医療学部, 教授 (10161845)

研究分担者 岩田 洋子  慶應義塾大学, 看護学部, 助教 (40347282)
研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2014-03-31
キーワードターミナルケア技術 / 看護師 / ストレス緩和 / 小児がん
研究概要

平成24年度に引き続き,インタビュー法をもちいてのデータ収集と分析をおこなった。平成25年度までに,小児がん病棟で勤務している看護師58名,小児外科病棟で勤務している看護師10名,リエゾン看護師2名,医師6名,心理士2名,院内学級の教師15名,家族5名からデータを収集した。くわえて,比較のために英米の小児がん病棟で働く看護師9名,小児外科病棟で働く看護師2名,病院チャプレン3名,心理士1名,院内学級の教師3名からデータを収集した。以下,本研究の目的である「子どもへのターミナルケア技術の構築」と「看護師のストレスを緩和するプログラムの開発」にわけて本年度までにおこなったことを報告させていただく。
1.子どもに対するターミナルケア技術構築
データ分析を通して,看護師の子どものターミナルケアにかかわる技術として,以下のものが見出された。死の時期の予測,家族が子どもの病状の悪さを受け入れるための働きかけ,家族によい思い出を残すための関わり,ターミナル期の過ごし方と看取りについての家族の希望の引きだしとそれを実現するためのサポート,他児の死が起こったときに周囲の子どもにどう対応するか,医療者間の情報の共有である。現象の数は多いものの,まだどれも理論的飽和に至っていないため,助成終了後もデータ収集と分析を続ける予定である。
2.看護師のストレスを緩和するプログラムの開発
ターミナルケアに関わる看護師のストレスには,看護技術に関わるものと,自分が思い描く看護が実践できない状況,患者や家族とのコミュニケーションの難しさが見出された。これらの項目は多岐にわたっているため,現在,どのような形でプログラムとして組み立てるかを検討中である。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014

すべて 図書 (2件)

  • [図書] グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いたデータ収集2014

    • 著者名/発表者名
      戈木クレイグヒル 滋子編著,岩田洋子,安田恵美子,三橋ゆかり,高嶋希世子
    • 総ページ数
      217(1-76)
    • 出版者
      新曜社
  • [図書] グラウンデッド・セオリー・アプローチ-分析ワークブック2014

    • 著者名/発表者名
      戈木クレイグヒル 滋子編著,岩田洋子,髙嶋希世子,西名諒平,山本真梨子,三戸由恵
    • 総ページ数
      252(1-153)
    • 出版者
      日本看護協会出版会

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公開日: 2015-05-28  

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