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2009 年度 実績報告書

古代クメール都市の立地条件と生産基盤復元に関する地形学的アプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 21401004
研究機関早稲田大学

研究代表者

久保 純子  早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (90275967)

キーワードカンボジア / プレアンコール / 都城 / 立地条件 / 自然環境
研究概要

本研究は、カンボジアのプレアンコール期の都城域を対象とし、自然科学・地形学分野からカンボジア中部のサンボープレイクック遺跡とその周辺域を中心として、古代都市の立地条件を地形や土地生産力などの自然環境的側面を明らかにすることを目的とする。
対象地域の空中写真やリモートセンシングデータを利用しつつ、フィールドワークによる地表調査と土地利用調査、堆積物のサンプリングと分析・年代測定などをすすめ、最近の考古学的成果をあわせて古代クメール帝国の生産基盤や資源利用を含めた環境復元をめざす。
2009年度は久保純子(研究代表者;早稲田大学)のほか、連携研究者として東京大学大学院の須貝俊彦教授と、早稲田大学文学学術院の山形眞理子准教授のほか、東京大学大学院生の南雲直子、早稲田大学大学院生(考古学専攻)の嶋本紗枝が代表者・連携研究者とともに調査をおこなった。また、カンボジア現地研究協力者として、工業資源エネルギー省地質調査所シエンソタム所長と、王立アカデミーのチムソッカンダラ研究員が参加した。
2009年8~9月に久保、嶋本、南雲が現地調査をおこない、地形地質データおよび考古学データの収集とインベントリを作成した。
また、2010年3月には久保、須貝、南雲が地質調査所のソタムの協力で、ブナリン所員、ソッカンダラとともに現地でボーリングを実施し、試料採取をおこなった。
山形はベトナムのチャンパ遺跡等の研究をすすめ、2010年3月に久保がベトナムの現地調査に訪れた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考]

    • URL

      http://www.jst-cambodia.net/baiyon/2010/03/post-78.html

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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