研究課題/領域番号 |
21401033
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
高宮 いづみ 近畿大学, 文芸学部, 教授 (70221512)
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研究協力者 |
白井 則行 Marie Curie Visiting Research Fellow, University College London
遠藤 仁 総合地球環境学研究所, プロジェクト研究員
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 古代エジプト / 初期国家形成 / ビール / 都市化 / ナカダ文化 / ヒエエラコンポリス / 先王朝時代 / 食物調理 |
研究成果の概要 |
本研究では、エジプト・アラブ共和国南部に位置するヒエラコンポリス遺跡の一角で発掘調査と分布調査を実施し、エジプトの初期国家形成期において、穀物(麦)の調理の専業化がどのように進行したのかを考察するとともに、それらと集落の都市化および文化・社会の複雑化との関係を明らかにすることを目指した。調査と研究の結果、前4千年紀前半から集落の中に家政を遙かに超える規模の穀物調理施設が主に集落縁辺部に存在するようになっており、穀物調理と関連して集落の構造化が進行した可能性を示唆した。
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自由記述の分野 |
考古学
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