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2011 年度 研究成果報告書

民俗信仰と創唱宗教の習合に関する比較民俗学的研究-仏英の五月祭の調査を中心に-

研究課題

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研究課題/領域番号 21401044
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関国立歴史民俗博物館

研究代表者

関沢 まゆみ  国立歴史民俗博物館, 研究部, 教授 (00311134)

連携研究者 新谷 尚紀  國學院大學, 文学部, 教授 (80259986)
トーマス Pギル  明治学院大学, 国際学部, 教授 (50323655)
研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード民俗信仰 / 五月の木 / カトリック信仰 / 民俗分布 / A. V.ジェネップ / フランス / イギリス
研究概要

フランスではA. V.ジェネップの『フランス民俗学』(1949)に記述のある「五月の木」や「五月の女王」等の伝統行事の現在の伝承実態を追跡する調査を継続し、伝承が途絶えた例と維持されている例とが確認された。伝承維持の事例がプロヴァンス地方をはじめ計4カ所で確認され、その存否の背景に一定のリーダー的人物の関与が考察された。また伝承維持の力学の中に民俗信仰と聖人信仰との習合が認められた。一方、イギリス南西部においては現在も盛んに五月の木馬祭が行われており、観光化の促進という聖俗混淆の動態が英仏間で対比的にとらえられた。

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公開日: 2013-07-31  

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