研究課題/領域番号 |
21402020
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
大野 昭彦 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (20176960)
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研究分担者 |
藤田 幸一 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (80272441)
三重野 文晴 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (40272786)
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キーワード | ラオス / 信用組合 / 貧困削減 / 焼畑禁止 / 農村非農業活動 |
研究概要 |
今回のプロジェクトの目的は、貧困地域における信用組合の形成とその役割を明らかにすることである。本年度は前年度の継続で、研究会を別とすれば、11月に追加調査対象村(5村)について村長と信用組合責任者に聞き取りを行ない、そして3月に5カ村の農家に対して悉皆の家計費調査(283家計)を実施した。同時に、村長らに対しても追加の面接聞き取りを行った。また、信用組合の経営状況についての調査も、ふたつの郡について悉皆の質問票に基づく調査を行った。 これらのデータは前年度に実施した調査に続くものであり、これで今回の科研プロジェクトが意図したデータ収集は完了したことになる。本プロジェクトでは、信用組合研究については類を見ない包括的なデータを収集したと考えている。 本プロジェクトでは、三つのチームを形成して、それぞれの担当者が資料集種と論文執筆の責任を負う態勢をとっている。農家家計費調査のデータ(大野担当)は、第一次調査の入力は終了しているが、本年度3月に収集した第二次調査については入力作業を開始した段階である。信用組合ごとの経営調査(三重野担当)については、データ整理と入力がほぼ完了しており、論文作成に取り掛かっている。また、村長と信用組合責任者に対する聞き取り結果は、研究会などを通じて議論されており、担当者(藤田)によって文章化の作業が進んでいる。 本プロジェクトでは、三つのチームを形成して、それぞれの担当者が資料集種と論文執筆の責任を負う態勢をとっている。農家家計費調査のデータ(大野担当)は、第一次調査の入力は終了しているが、本年度3月に収集した第二次調査については入力作業を開始した段階である。信用組合ごとの経営調査(三重野担当)については、データ整理と入力がほぼ完了しており、論文作成に取り掛かっている。また、村長と信用組合責任者に対する聞き取り結果は、研究会などを通じて議論されており、担当者(藤田)によって文章化の作業が進んでいる。
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