研究課題/領域番号 |
21402022
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
西口 清勝 立命館大学, 経済学部, 教授 (20039465)
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研究分担者 |
仲上 健一 立命館大学, 政策科学部, 教授 (10109077)
松野 周治 立命館大学, 経済学部, 教授 (10128457)
長須 政司 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (20368020)
西澤 信善 近畿大学, 経済学部, 教授 (30164552)
渡辺 周央 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (20329965)
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キーワード | ASEAN共同体 / ASEAN・Divide / GMS(メコン川地域開発) / SD(持続可能な開発) / ODA(政府開発援助) / 東西経済回廊 / 南部経済回廊 / 南北経済回廊 |
研究概要 |
1.2009年8月19日-9月2日の期間にGMSの「東西経済回廊」と「南部経済回廊」の現地調査を行った。 1)前者(ラオス班、4名)に関しては、タイを拠点にしてラオスのビエンチャンおよびサバナケットの現地調査を、(1)運輸・通信および電力開発、(2)国境間の貿易・投資および観光、(3)外国資本とラオス経済の開発、(4)環境保全、等を中心に行った。また、メコン川委員会本部(在ビエンチャン)を訪問しGMS開発についてヒヤリング調査を行い、ラオス国立大学経済経営学部とラオス経済研究所でGMS研究の現状について情報と資料の収集を行った。 2)後者(カンボジア班、4名)に関しては、プノンペンを中心とする外国資本の活動とカンボジア経済の開発に焦点を絞って行った。主要な政府機関や研究機関-カンボジア開発評議会(CDC)、カンボジア国立銀行(NBC)、カンボジア経済研究所(EIC)、王立プノンペン大学、等-で情報と資料の収集を行った。また、プノンペン経済特区(PPSEZ)とシバヌークビルで日系企業と華人系企業からヒヤリング調査を行った。 2.2010年3月7日-13日の期間に、中国のGMSに対するゲイトウエイである雲南省に出張し(6名)、(1)雲南大学との共同セミナー「GMSをめぐる日中関係」を開催し研究交流を行い、(2)「南北経済回廊」(昆明-バンコク・ルート)の現地調査を行った。後者については、昆明から景洪までのインフラ整備の進捗状況ならびに中国とラオスおよびミャンマーとの国境貿易の現状について調査を行った。さらに、雲南省に進出している日系企業からヒヤリング調査を行った。
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