研究課題/領域番号 |
21402023
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
経済史
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
長谷部 弘 東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (50164835)
|
研究分担者 |
高橋 基泰 愛媛大学, 法文学部, 教授 (20261480)
|
連携研究者 |
平井 進 小樽商科大学, 商学部, 教授 (30301964)
山内 太 京都産業大学, 経済学部, 教授 (70271856)
柘植 徳雄 東北大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (80281955)
佐藤 康行 新潟大学, 人文社会教育科学系, 教授 (40170790)
村山 良之 山形大学, 教育実践研究科, 教授 (10210072)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
キーワード | 村落共同体 / 共同性 / 家と村 / イギリス農村 / ドイツ農村 |
研究概要 |
本研究では、17~19世紀近世日本における村落社会(長野県上塩尻村ほか)を基準として、16~18世紀におけるイングランド村落社会(ケンブリッジシャー)と北西ドイツ村落社会(東部北海沿岸地方)とについて、現地の研究者の協力を得て、実証的比較研究を行った。近世日本村落を構成した共同性の重層的構造からみると、16~18世紀の英独両農村社会の事例については、史料制約性による直接比較の困難性があり、従来共同体とされてきた「村落」や「家族」についての再解釈が必要であり、従来親族ネットワークやサーバント制度、そしてマルク共同体等土地共有共同体の再検討が必要であることが確認された。
|