研究課題/領域番号 |
21402034
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研究機関 | 四国学院大学 |
研究代表者 |
橋本 泰子 (関 泰子) 四国学院大学, 社会学部, 教授 (80236075)
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研究分担者 |
北原 淳 龍谷大学, 経済学部, 教授 (30107916)
犬塚 協太 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (00232520)
竹本 達也 四国学院大学, 社会学部, 教授 (70309706)
長坂 格 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 准教授 (60314449)
首藤 明和 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (60346294)
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キーワード | 東アジア / 東南アジア / 精霊信仰 / ジェンダー / シンクレティズム |
研究概要 |
2010年度の研究活動実績は以下のとおりである。本年度は、精霊信仰という分析アプローチが多岐に渡る概念の整理と、調査対象の限定を目指し、研究会の開催と各地での調査を実施した。 (1) 研究会ならびに打ち合わせ会議:4回の研究会を実施。(うち前半2回は2009年度予算繰越予算にて実施。詳細は09年度実績報告書参照。)平成22年10月10日、ならびに平成23年1月22日に研究会を実施。10月10日は、海外研究協力者であるチュラーロンコーン大学人口学研究所所長、Pacharawalai Wongboonsin教授を招き、タイへのミャンマーからの出稼ぎ労働者の流入が、タイの少数民族の文化復興に及ぼす影響について、講演をしていただいた。 (2) 国内では、兵庫県但馬地方にて聞き取り調査を実施(奥井亜沙子)。 (3) 8月-9月にかけて、タイ中部(北原)、タイ南部およびモーン族(橋本卓、泰子)フィリピン(長坂)にて調査実施。2月は、研究協力者のタンタンアウンがミャンマーにて精霊信仰の調査、3月には、橋本卓・泰子、野津幸治(研究協力者・当時)が、タイ南部およびマレーシアにて聞き取り調査ならびに資料収集を実施。 (4) 後述するように、得られた知見については、各メンバーが研究会ならびに外部の学会、研究会にて報告を行った。 (5) 長坂格が関連の英語論文発表のため、外国人翻訳に予算を使った。
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