研究課題
基盤研究(B)
乾燥地生態系の塩類アルカリ土壌における炭素の無機的吸収とその動態は、地球スケールの炭素循環を考える際に無視できない"Missing Carbon"について重要な関連性を秘めている可能性があるとして近年関心が高まっているが、蓄積されたデータが少なく、その評価が困難な現状にある。本研究中国北西部に広く分布する砂漠を対象に、乾燥地域の塩類アルカリ土壌における無機体炭素動態の解明、及び乾燥地生態系における無機プロセスを含めた炭素収支の定量化を目的とする。具体的には、土壌分析により炭素蓄積量を把握する他、チャンバー法による土壌ガス交換、渦相関測定システムを用いた二酸化炭素フラックスの測定等を行う。さらに、リモートセンシング技術と融合することにより、乾燥地域における炭素吸収を評価する。
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Journal of Arid Land Studies, in press
巻: (in press)
China Environmental Earth Sciences
巻: 65 ページ: 11-20
Journal of Arid Land
巻: 4 ページ: 52-62