研究課題
基盤研究(B)
開発熱帯泥炭土壌地域からの二酸化炭素放出を抑制するために再湛水化して森林を再生した場合のメタンの放出量の変動を予測するために、土壌からのメタン放出の水位応答とMelaeuca cajuputiの樹体を介したメタン放出を調べた。土壌からのメタン放出は、湛水状態では非湛水状態と同等あるいはそれよりも少なく、再湛水化による増大の懸念はないことが明らかとなった。樹体を介したメタン放出が検出され、水位応答性や時間変動が認められたが、量的には少なく、再湛水化による二酸化炭素放出の抑制効果に対する影響は非常に小さいことが明らかとなった。樹体を介したメタン放出の主な経路は樹皮であることが明らかとなった。
すべて 2014 2013 2012 2010
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 図書 (1件)
Mires and Peat
巻: 11 ページ: 1-20