研究課題
基盤研究(B)
網羅的ウイルス探索法(RDV法)を改良することによって,多様なウイルス種の同定と発見が可能になった.ベトナム捕集蚊から日本脳炎ウイルス,Dak Nong virus(新規のメソニドウイルス科),Culex flavivirus,Nam Dinh virus,Banna virusを分離した.フィリピンのCulex vishnuiからNegev virusを分離し,加えて複数の感染性因子の存在を明らかにした.本邦産Culicoides 属ヌカカからShamonda virusとSathuperi virusを分離し,それらウイルスの遺伝子情報を基にウイルス診断系を確立した.フィリピンルソン島ではネッタイシマカが主要なデング熱媒介蚊であることを推察し,ピレスロイド系殺虫剤抵抗性の遺伝子を持つ集団がルソン島全域に分布していることを明らかにした.
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