1.平成23年8月16日~平成23年8月21日まで夏目長門(愛知学院大学歯学部)、和田郁雄(名古屋市立大学医学部)、平成23年9月3日~平成23年9月10日まで麻野和宏(獨協医科大学医学部)がモンゴルのウランバードルならびに僻地にて現地調査を行った。 2.我々が作成した日本語の調査用紙からモンゴル語に翻訳した調査用紙を中心として調査を行うとともに、国立母子保健総合センター(母子病院)において、口唇口蓋裂を含む全ての先天異常を対象に出生率調査を行った。また、健常群400名(男200、女192、不明8)に対し出産時の年齢や生活習慣等の調査を行った。 3.研究成果の一部について、日本口蓋裂学会、アメリカのサンフランシスコで開催されたCleft2011 International Meetingにおいて発表をした。 4.現地調査の後に、現地研究協力者と打ち合わせを行い、日本人研究者が帰国後も疫学調査を継続して実施した。 5.研究の実施状況の報告ならびに情報を入手するため、5月にジグジットモンゴル大使を名古屋に招聘して意見交換を行った。また、8月の現地訪問時に在モンゴル日本国特命全権大使の城所卓雄氏等、関係者と面談した。
|