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2009 年度 実績報告書

ポスト・セマンティック・グリッドにおけるオントロジー誂えのための柔軟な作業管理

研究課題

研究課題/領域番号 21500087
研究機関九州産業大学

研究代表者

B.O. Apduhan  九州産業大学, 情報科学部, 准教授 (60238714)

キーワード計算機工学 / サービス構築基盤技術 / グリッド・コンピューティング / セマンティック・グリッド / サブオントロジー抽出
研究概要

本研究は、ポスト・セマンティックグリッドを見据えて、オントロジーの管理技術や再利用のための柔軟なワークフローを開発するものである。
研究の初年度として2009年度はまず、来日したラトローブ大学ウェニー・ラハユ准教授とモナシュ大学デビッド・タニエール准教授、東北大学電気通信研究所の白鳥則郎教授と具体的な研究の進め方について討議した。研究協力者内林俊洋の協力の下、九州産業大学に4台の高性能PCを設置して、グリッド資源とサービスの組み合わせのプロトタイプテストベッドを構築し、動作確認を行った。
次に、そのテストベッドにおいて、ペトリネットベースのサブオントロジー抽出機構ワークフローを開発し、サブオントロジー抽出と2段階のサブオントロジー最適化スキーマを使用して、サブオントロジーの作成を行うアプリケーションを作成し、検証実験を行った。さらに、エンドユーザにサブオントロジー抽出を視覚的に表示するインターフェイスを開発し、利便性の向上を図った。以上のものをサブオントロジー抽出プロトタイプとしてセマンティックグリッド環境で実行した。予備実験、実行においては実際に米国において使用されているUMLSSN(Unified Medical Language System Semantic Network)オントロジー・データを利用した。
本年度の研究によって、本研究の基本的方針が確定し、セマンティックグリッド環境でのテストベットが準備できた。そのテストベッドにおいて、サブオントロジー抽出と最適化のためのアプリケーションの検証を行っただけでなく、ユーザに対して視覚的なフロントエンドツールを提供することができた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Towards a Framework for Workflow Composition in Ontology Tailoring in Semantic Grid2009

    • 著者名/発表者名
      Toshihiro Uchibayash, Bernady O.Apduhan, Wenny J.Rahayu, David Taniar, Norio Shiratori
    • 学会等名
      2009 International Conference on Computational Science and its Applications(ICCSA-2009)
    • 発表場所
      Kyung Hee University, Suwon, Korea
    • 年月日
      20090629-20090701

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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