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2010 年度 実績報告書

生物研究のための3次元可視化アルゴリズムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 21500099
研究機関大阪大学

研究代表者

和田 昌昭  大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (80192821)

キーワードアルゴリズム / 可視化 / 画像処理
研究概要

今年度はDeltaViewerをCarbonからCocoaプログラムに書き換えるための準備作業を行った.
Apple社はアプリケーション開発用にCocoaとCarbonと呼ばれる二つの異なる開発環境を用意している.CocoaはMacOS Xの元になったOPENSTEPの開発環境を受け継ぐもので,MacOS X本来の開発環境である.一方のCarbonは,アプリケーション開発者がMacOS9からの移行を行い易くするためにAppleが用意したもので,MacOS9時代に開発開始したDeltaViewerはこのCarbon環境を用いて作成されている.Appleは長らくこれら二つの開発環境を並行してサポートしてきたが,2009年に発表された64ビット化ではCocoaアプリケーションのみがサポートされることとなった.
観察機器から得られるデータは年々大きくなっており,それを扱う画像処理アプリケーションプログラムはいずれ64ビット化に対応せざるを得ない.DeltaViewerを64ビット化に対応させるためには,これまでCarbonを用いて開発されてきたプログラムをCocoaに基づいたものに書き換える必要がある.CarbonではC++言語が基本となっているのに対しCocoaはObjective-Cを用いているなど,言語レベルから大きく異なる開発環境なので,移行は大変な作業である.今年度はそのための準備に着手した.生物研究のための3次元可視化アルゴリズムの研究を続けてゆくために必須の作業ではあるが,科学的に新しい内容を含んでいるものではないので,対外的な発表等は行っていない.

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考]

    • URL

      http://delta.math.sci.osaka-u.ac.jp/DeltaViewer/index-j.html

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公開日: 2013-06-26  

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